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- 避難生活どうする?
3避難生活どうする? 2自宅で避難生活をおくる-在宅避難-
自宅で安全・安心に生活できる場合には、自宅での避難生活、いわゆる在宅避難をしましょう。
安全確保・応急処置
在宅避難するうえで大切なことはまず、部屋の片付けです。安全を確認しながら、倒れた家具や破損したものを片付け、応急的に使えるようにしましょう。まずは寝起きするスペースを確保しましょう。
- 安全第一で行動し、危険のおそれのあるものには近づかない
- 厚底の靴や軍手等を着用し、ケガをしない服装で作業する

POINT
- 片付けの前に、被害の様子を写真等に残しましょう。り災証明書の申請や地震保険の手続きに必要となることがあります。
防犯対策
災害時には混乱に乗じて、空き巣等の犯罪も多発します。玄関や窓の戸締りを万全にする等、できる限りの対策をし、警戒を強めましょう。
POINT
- 東日本大震災時には、多くの住民が避難し、人が不在となった家や店舗等を狙った空き巣や窃盗事件が多く発生しました。
トイレの使用は注意する
地震の揺れ等により、排水設備等の設備が破損する場合もあります。排水設備が安全に使用できる確認がとれてから、水を流すようにしましょう。
- 排水設備の確認がとれるまでは水を流さず、携帯トイレを使う
- 排水設備に破損があるままトイレに水を流すと、汚水等が逆流することがある

POINT
- 過去の災害では、集合住宅の排水設備が破損しているにもかかわらずトイレの水を流したため、下の階のトイレから汚水があふれて問題となりました。