1地震災害の危険を知ろう 2地震被害の地域的特徴

地形、土地の成り立ち、建物や道路等、地域特性によって起こりやすい被害が分かります。自分の住む地域に潜む地震災害の危険を知り、事前の対策に活かしましょう。

基本
  • 自宅周辺の地域的特徴を把握し、地震対策に活かす

延焼火災(木造住宅密集地域等)

耐火性が低い木造建物等が密集し、延焼を遮断する公園等がなく、道路の幅が狭い地域では、延焼火災の危険性が高い。

延焼火災の様子(阪神・淡路大震災)

建物倒壊や道路閉塞(軟弱な地盤や古い木造建物等)

揺れが増幅しやすい軟弱な地盤や古い木造建物は建物倒壊の危険性が高い。また、4m未満の狭あいな道路が多い地域では、建物倒壊に伴う道路閉塞の危険性も高い。

建物倒壊の様子(平成28 年熊本地震)

液状化被害(海岸や埋立地等)

海岸や河口付近、埋立地では、砂や水が噴出する地盤液状化による建物の沈下や転倒、マンホールの浮き上がり等のおそれがある。

各地区で想定される地震被害の特徴

  • 各地区で想定されている被害を比較し、特徴的なもののみ記載しています。記載がないからといって被害が発生しないわけではありません。